貴船神社(京都)のアクセス方法やご利益情報
京都府京都市左京区鞍馬貴船町にある神社が貴船神社です。
貴船は、京の奥座敷と呼ばれています。
貴船神社は、全国に500社もの分社を持っていて、その総本宮です。
玉依姫命が黄色い船に乗って、淀川、鴨川、貴船川を上ってたどり着いたのがこの地で、その当時ここに祠を建てたのがこの神社の発祥だと言い伝えられています。
この貴船神社は、本宮、結社、奥宮から構成されています。
お参りする順番は、一番目に本宮、二番目に奥宮、最後に結びとして結社を参拝するのが習わしで、「三社詣」と言います。
本宮から上流300メートルの少し高い場所にある結社では、いわながひめのみことを祀っています。
境内にあるススキの葉を結んで拝むと良縁に恵まれるそうです。
本宮では高靈を祀っていて、2007年に改築されました。
貴船神社は鴨川の水源地にあり、古くから水の神様として崇められている神社です。
その昔平安時代の女流歌人である和泉式部が夫の浮気に悩んだ末に貴船神社に参拝しました。
すると、参拝後に夫婦仲が良くなったと言う話が有名で、縁結びと夫婦円満のご利益で全国に名を轟かす神社でもあります。
それ以来、別名「恋の宮」とも呼ばれています。
「水占おみくじ」というおみくじは、神水に浮かべて占いすると言うユニークなものです。
また、この貴船神社が絵馬が発祥した場所でもあります。
昔は晴れを願う時は白い馬を、雨乞いの時は黒い馬を奉納して祈願したんだそうです。
ですが、いつからか本物の馬ではなく、木の板に描いた絵馬を奉納するようになったということです。
貴船神社には龍神札と言うお守りがあり、災難を消してくれて、運気を上げてくれるものです。
ここではパワースポットは貴船神社だけではなく、山も川も全てひっくるめて、良い気が充満しています。
そのため、木や土や空気など一つ一つを大事にしてゆけば、大きなパワーを感じることでしょう。
縁結び、気力、運を高めると言われる神社ですが、男女間の縁結び開けでなく、色々な良縁が欲しいと言う人にお薦めのパワースポットです。