斉場御嶽(沖縄)のアクセス方法やご利益情報
沖縄県南城市の東部にある斉場御嶽は、沖縄随一のパワースポットと言えるでしょう。
斉場御嶽を含む沖縄の遺産群は、世界文化遺産に登録されています。
沖縄では「せーふぁうたき」と読みます。
琉球開闢の伝説にも現れる琉球王国最高の聖地と言われます。
琉球王国時代の1429年から沖縄では、太陽の昇る東の方向を「あがり」と呼んで聖なる方角としていました。
それで、沖縄本島の東側にある南城市は、琉球開闢の神であるアマミキヨの神話や穀物起源の神話の舞台となりました。
このアマミキヨ族は、琉球民俗の祖と言われています。
そして、琉球の国家統一をした尚巴志がここから誕生しました。
琉球が後に王国としての体制を整えてゆくと、東にある聖地はその国家の体制に権威を与えて、国家的儀礼を行う場所になってゆきました。
「アガリウマーイ(東御廻り)」は、聖地を巡回して先駆者達に敬意を表す慣習として現在も継続されています。
琉球王朝のロマンによって神秘を感じるパワースポットです。