善光寺(長野)のアクセス方法やご利益情報
長野県の善光寺は、阿弥陀如来と民を結ぶ古いお寺です。
非常に信仰深いお寺で、ご本尊に一光三尊阿弥陀如来像があります。
善光寺縁起と言う書物があり、それによるとこの阿弥陀如来像は、紀元前のお釈迦様の生存していた時代にインドに現れました。
その後は朝鮮半島の百済国にわたって、欽明天皇の13年に仏教伝来と同時に百済国から日本に伝わったものだそうです。
この善光寺に参拝することは江戸時代から多くの人の憧れだったそうで、「遠くとも一度は詣れ善光寺」の言葉もあるほどでした。
「牛に引かれて善光寺参り」と言われていることから、境内には牛の置き物があります。
善光寺の名前から善子さんと光子さんと呼ばれている牛で、非常にリアルに作られています。
この2頭の牛の置き物のため、善光寺は酪農を営む人達のパワースポットにもなっています。
本堂には善光寺と書かれた額が掛けられていて、この文字の中に鳩が5羽描かれています。
鳩は平和の象徴だけでなく、幸せの象徴でもあるので、この5羽の鳩を全部見つけることができたら幸せになれる等とも語られます。
この本堂の下には45メートルにもなる御戒壇巡りがあり、そこの真っ暗な回廊を歩くことは死の疑似体験とも言われます。
壁伝いに腰の高さくらいの所を触って進んでゆくと「極楽の城前」という鍵を触ることができます。
この鍵を触ると幸せになるという言い伝えがあります。
また、7年に一回開催される「御開帳」という善光寺の大きな行事があります。
この時に本堂の前に高さ10メートルにもなる大柱が立てられます。
この柱に触ることはご本尊に直接触ることと同じ意味があり、ご本尊に直接触れるのと同じ徳を受けることができます。
御開帳が終了するとこの柱は元の境内の裏に埋められます。
善光寺は金運、恋愛運、商売繁盛、家内安全、健康運、仕事運などのご利益があります。